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【イベントレポート】東京都民の日・English Mission Walk(ボーダーリンク主催)

English Mission Walkとは?

参加者が多国籍のALT(外国語指導助手)とチームになって街に出かけ、英語で様々なミッションをクリアしながら、異文化やその街についての理解を深める「国際交流&街歩き」イベントです。10月1日(都民の日)には、東京都内の多くの自治体で学校が休みとなるため、普段学校で働くALTと小学生をレアジョブ原宿本社に呼んで、本イベントを開催しました。

~イベント概要~
名称:English Mission Walk(イングリッシュ・ミッション・ウォーク)
開催:2025年10月1日(水)
概要:子どもたちがALTの先生たちとチームを組み、英語を使ってミッションに挑戦しながら街を探索するイベント。
はじめにレアジョブ本社イベントスペースに集まり、ALTやチームの紹介。その後ミッション内容や注意事項の説明を行って、渋谷コース・原宿コースに分かれてミッションを実行しました。
2種類のミッション:
①写真と地図を頼りに写真撮影スポットを探す
②街ゆく外国人に英語でインタビューする
・・・子どもたちがALTとの活動の中で「グローバル」を学んでもらうこと、そして都民の日ということもあり、街歩きを通して「ローカル(=東京)」についても学んでもらえることを意識し、企画を行いました。

当日の詳しいレポートはこちら

運営スタッフのコメント

多くの小学生を招いてオフィス&屋外で自社主催のイベントを実施するのは、ボーダーリンクとしても初めての試みでした。企画から運営を担ったのが、経営企画部、パブリックエデュケーション部の教材開発グループと研修グループのスタッフです。たくさんの新しい企画を考案し、やりきった皆さんのコメントをご紹介します。

◇経営企画部長 高城さん

企画の発端は8月下旬の鹿川さんとの雑談でした。その直前に<国際交流×街歩き>を行っている会社があることを知り、「これ、ボーダーリンクだったらもっと面白いことができると思いません?」と話したところ「都民の日があるので、そこでやりましょう!」という話になりました。こういうことを自由に考え、1か月後には形に出来てしまうところがボーダーリンクの良さかなと思っています。
我々のホームである原宿・渋谷エリアは子どもたちが歩ける範囲に見どころが点在し、常に多くの外国人が街を行き交っており、またオフィスのイベントスペースを活用することで、事前説明や振り返り学習をするのにも都合の良い条件が揃っていると感じていました。

写真を撮るミッションでは、レアジョブテクノロジーズ・ITソリューション部の皆さんにご協力いただき、グループ毎にスマホを用意し、撮影した写真をGoogleフォトで同期することで、オフィスにいるスタッフが各グループの写真をほぼリアルタイムで確認できる運用としました。これにより撮影した写真をスピーディに取りまとめてスライドを準備し、閉会式で投影したり、グループ毎の写真を当日の思い出としてお渡しもでき、参加者満足につながったと感じています。この調整には、9月に入社してすぐに本イベントの実行を担ってくれた経営企画部の柴田さんが活躍してくれました。

◇経営企画部 経営企画グループ 柴田さん

今回のイベントでは、英語が少し苦手な子どもたちのグループを中心にサポートを行いました。
当初はなかなか話しかけることができずにいた子どもたちも、活動を通して徐々にALTとの距離が縮まり、自然と英語を使いながらコミュニケーションを取る姿が見られるようになりました。
日本では英語を「学ぶ」機会は多いものの、実際に「使う」場面はまだ限られています。今回のように、ALTとの交流を通じて英語を“実践的に使う”機会を提供できたことは、子どもたちにとって貴重な経験になったと感じています。この経験が、学校での英語学習への意欲や、「もっと世界とつながりたい」という思いにつながっていけば嬉しいです。

私自身、今回が入社後初めてのイベント参加でしたが、企画・準備の段階からさまざまな部署の方々と協力して進める中で、ボーダーリンクの組織としての連携力とチームワークの強さを実感しました。日頃から学校の授業がより良いものとなるよう、コーディネーターや教材開発、研修等の各部門が努力している成果を、今回の子どもたちの姿を通して感じることができました。

◇パブリックエデュケーション部 教材開発グループ MGR 鹿川さん

都民の日は休みになる学校が多く、ALTを活用して毎年イベントを実施していました。2024年はクラフト、クッキングという形で、教材開発グループを中心として施設を借りて運営したのですが、せっかくの渋谷というロケーションを生かせる、より実際の生活に近い場面がとても魅力的!と思い、高城さんの案に食いつきました!
今回、経営企画部の皆さんの協力を得たことで、教材開発チームからでは生まれない新鮮なアイディアや、イベント運営での顧客満足度向上につなげられたと思います。
子どもたちと一緒にまわった原宿コースでは、訪日外国人の方々へのインタビューが特に心に残っています!

◇パブリックエデュケーション部 教材開発グループ 小林さん

子供たちが自然な英語を使ってALTと楽しんでいる様子は本当にこの仕事冥利に尽きます!!自分は子供が好きなので、初めて会った子でも楽しんでくれると純粋に嬉しいです。このイベントをきっかけに、英語の勉強に興味を持って、将来英語を使って生活をしてくれるような大人になってもらえたら幸せだな~と思います。

イベントのMCとしては、初めて会う子たちなので、怖がらせないように・楽しんでもらえるように・安全に外で活動できるようにしっかり伝えないと…と、抑揚をもって話したり、声の強弱を変えて話したり気をつけました!!経営企画部の皆さんが立案した企画から運営としてブラッシュアップするため、教務という立場から、どうしたらもっと子供たちが無理なく楽しめ、効果的な意味のあるイベントとなるかを考え取り組みました。結果的に、参加した子供たちの英語力はとても高く、難なくALTとコミュニケーションを取っていたので驚きでした。

◇パブリックエデュケーション部 研修グループ  LDR Natashaさん

「English Mission Walk」は、生徒たちの英語の使用と理解度の向上にとても有効なイベントだと感じました。ミッション達成という目標のために、生徒たちは仲間や先生と積極的にコミュニケーションをとり、ジェスチャーや重要な英語フレーズを巧みに使って自分の考えを伝える努力をしました。英語を使って仲間と協力し、例えばミッションの手順が分からないチームの仲間に根気強く教えてあげるなど、優しさとリーダーシップを育むことにも寄与しました。

インタビューのミッションでは、相手に敬意をもって耳を傾けました。今回の主な目標は街を歩く外国人に出身地を尋ねることでしたが、生徒たちは「身長はどれくらいですか?お寿司は好きですか?日本にはどのくらい滞在していますか?」といった追加の質問をすることで、素晴らしい主体性を発揮しました。これらの質問でのやり取りによって生徒たちは世界との繋がりを実感し、この経験が今後の英語学習や国際理解への強いモチベーションになることと確信しました。 

参加者の反応

イベント終了後に実施したアンケートでは、回答してくださった方全員から「次回も参加したい」という声がありました。

「行くまではキャンセルして欲しい等とどちらかというと前向きではなかったが、参加後はたくさんミッションに参加できて楽しかったそうで、海外旅行に行きたい!となるまでになっていた。」

「年齢も違う、学校も違ういろんな子と話せて楽しかった。知らない外国人の人にインタビューするのも楽しかった。難しかったけど、楽しかった。外国の人と話すのは学校の授業だけだから、本当に知らない人と話せたのが楽しかった。」

「先生方やお友達と一緒に、実際に英語で伝える体験ができて、英語学習のモチベーション向上および、英語を楽しいと感じることができたと思います!」

といった声が寄せられました。
アイディアをスピーディに形にする挑戦が実を結び、満足度の高いイベントとなりました。運営を支えた皆さん、お疲れ様でした!!