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やっぱり気になる!レアジョブで働いてみた。コアテクノロジープラットフォーム部 副部長 岩堀 #リーダーの履歴書

 
レアジョブで働くリーダーたちに、レアジョブに入った理由、実際に働いてみて感じたことを伺う「やっぱり気になる!レアジョブで働いてみた」。
 
この記事は、レアジョブで働くことに興味を持っている方向けに、
面接や面談でお会いさせていただく面接官でもあるリーダー陣のインタビューを通して、
「この人こういう人なんだ!」「大切にしていること」「チームの雰囲気」など、
緊張してしまいがちな面接の時間だけはわからないコトを、事前にお伝えしています。
 
今回は、レアジョブサービスの基盤からインフラ、果てはグループ全体の社内インフラも担当するエンジニアリングマネージャーの岩堀です。

レアジョブに入社する前は何をしていたか

新卒では、テレビ局の運用業務を請け負う会社に入社しました。テレビ番組のコンテンツが放送される直前の段階で、放送プログラムの最終チェックや放送事故時の対応等、テレビ番組の放送にかかわるあらゆる監視業務を行なっておりました。

その際にテレビの仕事に関わるうちに、家の中でだけでなくもっと身近にテレビを観れるようになると良いと感じ「テレビ番組のコンテンツをネットで流せたら面白いな」と思い、それからは長らくこの考えが、企業を選ぶ際の自分の軸となりました。
まずはIT系の会社でそれを実現できないかと考え、小さなソフトウェア会社に転職しました。

この2社目の会社では、既存システムのサーバ側の運用保守を行いながら、顧客、ベンダーと折衝をしつつ、不具合の対応やネットワーク周りの業務等を担当しました。
しかし、もともとやりたいと思っていたことが出来なかったこともあり、次に携帯電話向けゲーム制作事業がメインのIT企業に転職しました。

3社目の会社では、専務にテレビ局との強いつながりがありました。当時は、ライブドア社がフジテレビを買収しようとした時期。 IT企業がテレビ局から避けられる傾向があった中でも、各局と友好的に提携を結んでいた企業でした。

会社としてテレビ局との繋がりも強かったので、自分のやりたいことへ近づけるかと思ったのですが、結局、携帯電話向けゲームサービスのインフラやアプリケーションのディレクションの担当になりました。

このようにキャリアを積み重ねていきながらも、自分のやりたいことがなかなか出来ないもどかしさがありました。

一方で、この頃(2010年頃)になるとHulu等の動画配信サービスが次々に登場します。テレビ番組のコンテンツがネットで流れることが一般的になってくると、そうした事業への興味自体がそれほどなくなっていきました。

逆に、自分に子供ができたこともあり、子供に対して誇れるような会社で働きたいという思いの方が強まっていったのです。

そんなこんなで自分の仕事について悩んでいたところ、3社目の会社で粉飾決算が発覚。結果的にこの事件が、私のレアジョブへの転職の決定打になりました(笑)

なぜ、レアジョブに入社したのか

「子供に対して誇れる会社で働きたい」と考えた時に、それならどのような業種が望ましいんだろう…と、よく考えていました。

そんな中でレアジョブからスカウトのメールが届き、そこで初めてオンライン英会話のサービスを知ったんです。

自分は英語も話せないし、どちらかというと英語は嫌いな科目の一つでもあったので(笑)、最初は自分には向いていないだろうと思いました。ですが、会社のミッション・ビジョンには興味を持ちました。

“子供に誇れる仕事”という意味では、教育系のドメインで新たなチャレンジをしているレアジョブはドンピシャだと思ったんです。そして、少し考えてから、面接を受けることに決めました。

面接において「今後、会社として取り組んでいく内容は何でしょうか」と尋ねたところ、「複雑化された既存のシステムを整備しなければならないから、課題は盛りだくさんだ」と、率直に話してくれました。

大変そうではあったものの、システムをリプレースする上でのインフラ業務全般に携われるような土壌があり、自分が貢献できるイメージも湧いたので、「ここで働いてみよう」という気持ちになったんです。
これが、2012年にレアジョブに入社するまでの流れです。

実際に働いてみてイメージ通りだったこと

入社前の面接を通じて「自由度が高く、自分の裁量によって業務を進められる」というイメージを持っていましたが、これは本当にイメージ通りでした。

…というか、思っていた以上に、自由に進めさせてもらっていると感じています。

少し具体的な話をすると、レアジョブに入った当初の自分のミッションは、システムの刷新するプロジェクトの一環として、既存のサーバを新しいクラウドへ移行することでした。

ジョインした段階で既に移行されていたのはDBのみで、それ以外はまだ旧環境にありました。

その頃は、現在フィリピン子会社のRareJob PhilippinesでCEOを務める稻葉さんが、自分の直属の上司でした。インフラ担当としては稻葉さんと私の二人体制だったので、インフラ設計や移行方法の策定など、様々な業務を主体的に任せていただきました。

ディスカッションもしやすい環境で、自由に設計提案をさせてもらい、会社にはすぐに馴染めたと思っていました。

会社としては上場を控えているステージであったので、さまざまなルールが厳しくなっていく過程にありました。それでも、かかわる業務において障壁となるルールに対する解決策の提案や実施なども、入社したばかりの私に任せてもらえることに。当初から非常にやりがいが感じられる仕事でした。

稻葉さんのそうした仕事の進め方を見習い、私も新しいメンバーを迎える時には、ある程度の自由度を持たせられるように心がけています。

実際に働いてみて意外だったこと

英語学習サービスの会社なので、社員みんなが普通に英語でコミュニケーションしているのかと思っていました。自分は英語を全く話せない(どころか高校の時には学年で下から一桁ほどの成績の悪さ)ことに不安しかなかったのですが、実際には、英語力のなさで困ることはありませんでした(笑)

これは、フィリピンスタッフのサポートが大きいと思います。

レアジョブのインフラ業務では、受講者が利用されるサイト以外に、講師が利用するフィリピン側のサイト(インフラ)の構築や管理も担当領域になります。

そのため、フィリピンサイドからの要件にマッチしたインフラを用意する必要があり、要件定義の段階でフィリピンのスタッフとディスカッションしなければなりません。

また、システムのトラブルがあった場合にも、状況確認や原因調査のためヒアリングを行わねばならず、それを踏まえた解決案の提示も必要になってきます。

こういったコミュニケーションが発生するとき、レアジョブのフィリピンスタッフは私が英語をあまり話せないことを理解し、つたない英語でもどうにか理解しようと努めてくれます。
いらだつ態度も全く見せず、親身になってこちらの言うことに耳を傾けてくれる姿勢は本当にありがたく、非常に助かります。もちろん自分自身も英語学習をして、英語力を向上させることに励んでいます。

今でも、自分が他の職場で英語を使えるレベルに達しているとは思いませんが、彼らのホスピタリティのおかげもあって、フィリピン側とのコミュニケーションに臆することはなくなりました。

2019年2月には、MySQLのアップグレードのため、日本とフィリピンで連携して夜通し作業を行うことになりました。その際には、私がフィリピンオフィスに出向き、現地のスタッフと一緒に作業を行いました。

高校時代に英語の成績が学年最下層だった私が、英語を使って仕事をしているとは…。今の自分を見たら、たいそう驚くだろうと思います。自分の中では物凄い変化です。

うちのチームを紹介します

現在はプラットフォームチームのリーダーを務めています。サービスの基盤となるインフラの構築・運用を担当していますが、お互いの意見を尊重しあって話をするので、非常にディスカッションがしやすい雰囲気だと思います。

また、各々のメンバーが異なった強みを持っているので、チーム内でのサポートも活発に行われ、各自のスキルアップにもつながっています。

基本的にみんなポジティブな思考の持ち主。トラブル等があってもネガティブにならず、モチベショーンを保ち続けてくれるので助かります。

現在、私は細かく分けると4つのチームを統括する立場となりましたが、それぞれのチームがそれぞれの特色を持っていると日頃から感じています。

例えば、社内ITを担当するチームは、他部署とのコミュニケーションが大切なので、 ITに強く、かつコミュニケーション力の高いスタッフが集まっています。

一方、サービスインフラを担当するチームであれば、スキルの高さはもちろんのこと、トラブル時でも冷静に対応できるメンバーが多いです。

サービス基盤の開発を行なっているチームは、全てのサービスで使われる部分を広く担当することになります。そのため、設計の段階から密度の濃いディスカッションを行う必要があり、幅広い視野を持って意見を言い合えるメンバーが集まっています。

私はこんな人と働きたい

スキルについては、高いのに越したことはありません。ですがそれよりも、柔軟性と情況把握力があることが望ましいですね。

あとは、お互いの意見を尊重しあって意義のあるディスカッションを行えること。そして、一つの物事についても色々な側面から見られるような視点を持っている方であれば、なお良いなと思います。