レアジョブについて

“英語=楽しい”と心に響くレッスンを届ける―― それが、リップルの価値あるサービス

 

株式会社レアジョブ
RIPPLE KIDS EDUCATIONAL SERVICES, INC. CEO
西條 恭
 
大学卒業後、外資系レストラン勤務を経てワーキングホリデーでニュージーランドへ。その後、アメリカで大学院まで卒業し、一旦帰国。ソーシャルゲーム関連の企業に転職し、同社の海外拠点立ち上げの担当としてベトナムに渡る。2016年、レアジョブに入社し、子会社の立ち上げのためにフィリピンへ。現在はRIPPLE KIDS EDUCATIONAL SERVICES, INCのCEOとして、事業展開を加速させるべく奔走している。

ゼロから会社を作り上げた経験を生かし新天地へ

2016年にレアジョブに入社し、フィリピン・カガヤンデオロに質の高い英会話レッスン提供を目的とした子会社ENVIZION PHILIPPINES, INC.を設立しました。
 
ENVIZIONの使命は、日本の学校向けに導入される英会話レッスンにおいて、安定的かつより質の高いサービスを提供することです。2016年9月に子会社を立ち上げた当時は、会社として必要な機能も制度も規則も何にもない状態。そのなかで、講師の大量採用とスムーズなオペレーションの実現、そしてENVIZIONとしてのカルチャーの構築に力を尽くしてきました。
 
2018年秋からは、子供向け専門オンライン英会話サービスである「リップル・キッズパーク」のレッスン提供を行う子会社RIPPLE KIDS EDUCATIONAL SERVICES, INC.へ。
 
ENVIZIONでの経験を活かし、今度は子供向け英会話サービスのさらなる発展に向けた挑戦が始まりました。

常に笑顔、常に全力、講師陣の頑張りが現場を支えている

RIPPLE KIDS EDUCATIONAL SERVICESに赴任してきた当初、最も驚いたのは日々のレッスン風景でした。

ENVIZIONでは、小学生以上の子供たちに対する学校教育の一環としての英語授業を行っています。
一方、リップルのメインユーザー層はもっと幼いのが特徴。
 
「早い段階から英語にふれたい」「学校の授業以外でも英語力を高めたい」と励む、保育園・幼稚園から小学校中学年程度のより幼い子供たちが中心です。
 
幼い子たちはすぐに別のものに興味が移ってしまいやすく、25分もの間レッスンに集中していること自体が大変です。子供たちが画面から消えてしまうこともしばしばです。

そのため、レッスンに際して講師たちは手元にぬいぐるみやパペットを準備。
ハイテンションで話したり、歌ったり踊ったり、とにかく子供たちの関心を引き続けます。
 
たとえば、子供たちが好きな日本のアニメキャラクターについて英語で話すことも少なくありません。なかには、1歳に満たない赤ちゃんに向かって、画面越しに英語で25分間歌を聴かせてあげたことも。
 
講師たちは子供好きで教員免許保持者も多く、常に笑顔をたやさず画面越しに子供たちと真摯に向き合っています。

こんなに全力のレッスンを、1人あたり1日に16回も行っているとは…!
講師たちの頑張りとホスピタリティの高さを初めて目の当たりにしたときは、思わず感動してしまいました。同時に、日本の英語教育は現場のこうしたたゆまぬ努力に支えられているのだと痛感。
 
英語教育の早期化が進むなか、今後ますますオンラインレッスンのニーズは確実に増えていきます。
それを下支えしている一人ひとりの講師の頑張りを、しっかりと認め、伝えていきたいとの想いを強くしました。

画面越しのコミュニケーションで育まれる絆

また、リップルでは特定の講師を選んでレッスンを受講する子供たちが大勢います。
「あの先生と英語で話したい」「次の授業も楽しみにしている」という声もよく聞かれます。
 
レッスンを重ねながらお互いに関係性を育んでいくプロセスは、傍らで見ていて非常に印象的でした。たとえば、生徒の誕生日には講師からお祝いの言葉をかけたり、逆に日本の子供たちから感謝のメッセージが届いたり。
 
継続的なコミュニケーションを交わし、英会話レッスンの枠組みを超えた絆や信頼を築いていけるのも、リップルならではの価値ではないかと思っています。

リップルはいかにして、レアジョブのサービスミッション達成に、貢献していくのか

講師や子供たちの姿を日々見ているなかで、ふと考えていました。
リップルが質の高いレッスンを提供していくことと、レアジョブのサービスミッション「日本人1,000万人を英語が話せるようにする。」は、どのようにつながっているのか…。

私は、日本人の子供たちの英語に対するメンタルバリアを取り除き、ポジティブに英語学習に臨むための第一歩をサポートすることが、リップルの使命だと考えています。
 
彼らにとっては「リップル=初めて英語にふれたり、初めて外国人とコミュニケーションをとったりする経験」となるケースが少なくありません。その原体験が“楽しいもの”であれば、その後の英語学習にもポジティブな姿勢で取り組んでいけるようになるはず。
 
それは、確実に英語学習の質を高めることにも結びついていきます。

ポジティブな意識を持って質の高い英語学習を継続できる人を増やせれば、レアジョブの掲げるサービスミッション「日本人1,000万人を英語が話せるようにする。」の達成が見えてくるのだと思っています。

質の高いサービスで、社会に価値ある存在を目指し続ける

日本の子供たちが初めて英語にふれ、コミュニケーションの楽しさを実感する最初の機会を提供しているリップル。
 
その点で、私たちの事業は非常に社会的意義が大きいと強く感じています。さらに、リップルはいつでもどこでも学習ができるので、通いの英語教室のように送迎の必要がありません。日本の共働き家庭など、さまざまな事情で子供に英語を習わせられなかった人たちにとっては、大きな価値であると感じていただけると思います。
 
もちろん、リップルの講師陣は大学卒業レベルの語学力があり、トレーニングによって高い指導力も身に着けています。メインユーザーである小学校の子供たちには、しっかりとした英語学習の実践が可能です。
 
「英語が日常にも溶け込み、普段の会話で子供が時々英語を使うようになった」
「海外旅行に行ったとき、レストランで物怖じせず英語で注文できた」
「レッスンのおかげで英検2級に合格できた」など、感謝の声も今まで多く頂いています。

まずは、質が高くて子供たちの心に響くレッスンを通して“楽しい”経験を提供し、英語に対するメンタルバリアを取り除くこと。
 
英語教育の最初の一歩として、重要な役割を果たしていきたいと思います。
そして、講師やレッスンの質を高める努力を継続するなかで、レアジョブのサービスミッション達成や、日本の英語教育における課題解決に貢献する存在に。
 
リップルならではの付加価値を担保する礎として、一つひとつのレッスンをより良く、より楽しく――。
これからも工夫を重ねながらブラッシュアップし続けていきます。