4年間かけて世界中の都市を巡ってカリキュラムを履修するミネルバ大学。スマホがあれば世界中の情報に一瞬でアクセスできるAI全盛の今、AIやテクノロジーはしっかりと活用しつつ、実体験からしか得られない価値を重視する学びのスタイルが世界中から注目されています。
この度、日本もそのローテーションプログラムの地に加わり、授業の一環として学生とパートナー企業が共創するシンポジウムが開催されました。レアジョブもパートナーの1社として、約4カ月にわたって共創プロジェクトをサポート。AI全盛の今、新しい学びの在り方を考え、共創しました。
世界が注目 ミネルバ大学とは?
ミネルバ大学は、2012年にアメリカで開校した4年制総合大学です。世界大学ランキング「The World University Rankings for Innovation(The WURI)」では2022年から毎年1位に選出されており、特徴的な大学運営とその革新性に世界中から注目が寄せられています。
・世界の主要都市にあるキャンパスを巡って学ぶローテーションプログラム
・完全オンライン授業
・学生数20名程度の少人数制クラス
2025年秋には、東京もグローバルローテーションの都市に加わりました。
ミネルバ大学の学生とレアジョブ、共創プロジェクト
2026年1月より、レアジョブはミネルバ大学の授業の一環として実施された共創プロジェクトにパートナー企業として参画しました。学生はパートナー企業とともに数カ月にわたる活動を行い、そのアウトプットとしてポスタープレゼンテーションを行うという取り組みです。
レアジョブが提示したテーマは…
「AIを統合してレアジョブのサービスをアップデートしてください」
教材開発やレッスン提供を管掌する部署を中心に、学生チームと議論を重ねていきました。
Minerva University Symposium Tokyo 2026 開催
迎えた2026年4月18日、パートナー企業と学生が集ってプロジェクトの成果を発表する「Minerva University Symposium Tokyo 2026」が東京・大井町で開催されました。
担当した学生チームからは、「レアジョブ英会話」でより効果的なレッスン体験につなげるために、AIを用いて予習ができるプロトタイプアプリが提案されました。プロジェクト開始当初、学生たちは馴染みのないオンライン英会話サービスとAIの融合という課題に戸惑い、さらに初めての日本企業との取り組みという緊張感もあってか、議論は消極的で難航していました。そこで、弊社のフィリピン人講師によるオンライン英会話レッスンを会議中に体験してもらったところ、まさに「百聞は一見に如かず」で、その後の議論は一気に活性化しました。進むべき方向性が明確になったことで、最終的には「AIベースのレッスン連動型自主学習アプリ」を完成させるに至りました。約4カ月という短期間ながら、学生たちの著しい成長を実感できるプロジェクトとなりました。
当日の発表資料
メッセージ
日本の地で開催された今回の取り組みについて、ミネルバ・ジャパンの代表理事を務める坂江 裕美さんからコメントをいただきました。
ミネルバ大学アドバンスメント部門
アジア担当副学長
一般社団法人ミネルバ・ジャパン代表理事
坂江 裕美さん
ミネルバ大学の学びは、教室の中だけで完結しません。学生は4年間、世界各地の都市に暮らしながら学びます。1学年は多国籍の学生で構成されていて、その仲間と寝食を共にする毎日そのものが、大きな学びになります。2025年秋からは東京もその都市のひとつに加わりました。日本での生活が、世界中から集まった学生にとって、新しい発見の多い時間になればと思っています。
今回ご一緒したレアジョブさんは、英語を学ぶ人たちのコミュニケーションを支えてきた会社です。ミネルバの学生も、その多くにとって英語は第二言語で、自分たち自身が英語で学び、伝えようと苦労してきた経験があります。だからこそ今回のテーマを、どこか自分のこととして考えられたのではないかと思います。翻訳があっという間にできてしまう時代ですが、それでも自分の言葉で話そうとするときに初めて、相手の背景や言葉の裏側にまで気持ちが向くのだと思います。そうやって信頼が生まれていくのだと、今回の取り組みを通して感じました。学生にとって身近なテーマに取り組む機会をいただいたことを、レアジョブの皆さまに心から感謝しています。
株式会社レアジョブ
代表取締役社長
中村 岳
レアジョブでは、これまでにも海外の大学のオフィス訪問受け入れや協働プロジェクトなどを積極的に行ってきました。大学生の学びを支援する取り組みも、当社のパーパスである「世界中の人々が、それぞれの能力を発揮し、活躍できる世の中の実現」の実現に寄与すると考えております。今回のミネルバ大学との共創プロジェクトにおいても、当社サービスとAIを組み合わせた提案に向けたディスカッションを通して、学生の皆さんにとって新たな学びや気づきを得る機会となっていればうれしく思います。

ミネルバ大学アドバンスメント部門
株式会社レアジョブ