人事広報のアピール

【レポート】ルイジアナ州立大学アレクサンドリア校・学生の企業訪問

久しぶりの企業訪問イベント

コロナ禍も収束を迎え、インバウンドの動きが活性化しつつあります。国内でも以前のように大勢の外国人観光客を見かけるようになりましたが、先日、短期交換留学で来日したアメリカ・ルイジアナ州立大学アレクサンドリア校の皆さんがレアジョブ本社に来訪しました。当日の様子をレポート形式でお届けします。

レアジョブグループでは“Chances for everyone, everywhere.”をグループビジョンに掲げ、「世界中の人々が、それぞれの能力を発揮し、活躍できる世の中の実現」を目指しています。
創業の事業であるオンライン英会話で日本人が英語を話せるようにするだけでなく、コロナ禍を経てグローバルな行き来が再び活性化している今、海外から訪れた人たちにとって価値ある経験を提供することも、積極的に行っていきたいと考えています。

グループビジョンへの共感や成長性を軸として、以前よりレアジョブでは海外のEdTechスタートアップを中心に積極的な出資を行ってきました。その中の1社が、タイのオンライン英会話事業者・Globishです。
今回、同社の紹介がきっかけで、短期交換留学で来日しているアメリカ・ルイジアナ州立大学の学生の企業訪問を受け入れました。コロナ禍以前はグループ会社も含め海外からの訪問をよく受けつけていましたが、今回はかなり久しぶりの来訪イベントです。
当日はルイジアナ州立大学の学生さん9名、職員1名、コーディネーター1名、タイの大学の准教授1名という合計12名でご来社いただきました。

~当日のプログラム~

・まずは自己紹介
梅雨真っただ中の東京はとにかく暑い…!
本題に入る前のアイスブレイクとクールダウンを兼ねて、まずは自己紹介からスタートです。

・代表 中村のプレゼンテーション
“How he established RareJob, ~History of RareJob~”

まずは、中村より当社の創業期から現在に至るまでの歴史およびビジネス展開についてご紹介しました。サービスの進化とともに、スタートアップから組織化、上場、事業多角化…と、レアジョブの15年以上におよぶ歩みやサービスについてお話ししました。学生の皆さんからすると、15年以上前の社会情勢や市場に関連する内容そのものが新鮮で興味深い話として響いたようでした。

・執行役員 西條のプレゼンテーション
“Cross-cultural Communication between Japan and the Philippines”

次に、執行役員の西條より、日本とフィリピンという異文化の2国間におけるコミュニケーションについてのプレゼンテーションを行いました。西條自身、アメリカ留学、またベトナムでの就業経験があり、2016年のレアジョブ入社以降もフィリピン子会社のトップとして、現地で企業経営を行ってきました。コロナ禍以降はフルリモートCEOとして、日本からレアジョブフィリピンの経営を行っています。
日本はハイコンテクスト(以心伝心で相手の意図や心情を汲もうとする文化)でフィリピンはアメリカ同様なローコンテクスト(言語で明確な表現を重視する文化)の国。その違いを踏まえた円滑なコミュニケーションの方法についてご紹介しました。

・Q&A と オフィスツアー
プレゼンテーションに関する質問の他、組織運営や日本の食べ物、アメリカとの違いなど、カジュアルな雰囲気でさまざまな質問が多数飛び出しました。

最後にオフィスツアーとして本社内をご案内して、今回のイベントは終了となりました。

イベントを終えて

参加者を代表し、引率で同行されたタイの大学准教授とコーディネータ―の方から下記のコメントを頂きました。

~准教授のコメント~
Thank you so much for your kind contributions. After the session, we discussed the visit with the students. In general, the students have learned a great deal of how the RareJob journey comes about. In particular they can feel that your entrepreneurial story, including Gaku’s, reflects a certain critical characteristic of what an entrepreneur should possess, such as passion, dedication and determination, to name a few. This is definitely not by chance, yet by design. We are very impressed of what you have accomplished by far and thrilled to learn how you will grow your business to the next level. The low-and-high context of communications depicts how the concept of diversity underlies the way people from a myriad of cultures communicate and learn the languages. Last but not least, we can see how AI-powered technology will play a pivotal role in EdTech in the year, if not months, to come.

~コーディネーターのコメント~
On behalf of Louisiana State University at Alexandria (LSUA), we would like to express our heartfelt appreciation for the opportunity to visit your thriving startup and witness the incredible journey you have embarked upon. Our students have been inspired by your entrepreneurial story and sensed the palpable energy and passion that drives your team forward. We are certainly in awe of the fighting spirit and growth mindset that permeates every corner of RareJob. Beyond the upcoming AI-enabled products and services you have planned to offer, what truly sets your startup apart is the transformative impact you are making in your EdTech industry. And we look forward to celebrating your future business success soon.

 

~中村のコメント~
今回、偶然にも出資先のGlobish社とコーディネーターの方のつながりがあってこの企業訪問が実現しましたが、海外の大学から日本に来て英語で受け入れができる企業はそれほど多くないようです。その点、当社では言語の壁が低いのはもちろん、誰しもがグローバルで活躍できるようサポートするというグループビジョンを掲げているので、国や世代を問わず多くの人々にとって価値ある機会の提供として、こうした訪問はどんどん受け入れていきたいですね。ALTや講師など、海外の学生のキャリア形成と当社のビジネス展開の親和性も高いので、今後もグローバルなつながりを育んでいく取り組みは、積極的に実施していきたいと思います。

 

~西條のコメント~
参加者のまなざしや話を聞いている姿勢を見て、熱量や満足度が高かったのではないかと感じました。今回の留学が初めて海外に出る機会だったという学生も多く、日本文化のすべてが新鮮だったようです。特に、成功した海外の起業家から直接話を聞ける機会は少ないので、刺激的な経験となったようでした。今回の訪問は滞在期間中のカリキュラムの一環でしたが、リモートでのインターンシップや日本でのALTに関するトピックに対する彼らの興味関心が非常に高かったので、今回のつながりを一過性にせず、彼らのキャリア形成につながるような関係性を築いていければ良いなと思いました。

~おまけ~
今回、せっかく遊びに来てくださるので…ということで、手土産をご用意しました。
中身は…美味しいパウダーをまぶした日本の代表的スナック菓子と、同じく有名な“ハイ”グレードな“チュー”イングキャンディ。中村の顔スタンプ&レアジョブロゴ入りリボンをあしらった袋に入れてお渡ししました。

お返しに頂戴したのが、ルイジアナ州立大学ノベルティのマグカップ。さすがのアメリカンサイズ!です。