2016.10.24マーケティングのアピール | 

新卒1年目で海外の新規案件を担う人の話

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新規事業開発・マーケティング 中沢
一橋大学経済学部卒。学生時代、大学を休学して創業3年目のレアジョブに1年間所属。その後復学し、米国留学や東南アジアのスタートアップを経て、卒業直前の2015年2月から再びレアジョブに参画。入社後は一貫してブラジル事業の立ち上げを担当。
聴き手

インタビューをする為に雇われた、外部の人。

 

 

中沢さんは大学卒業後、入社1年目からブラジル新規案件の主担当となり、相当な裁量を持って自由奔放に仕事をしていると聞きました。

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そんな話が…? 幸い、自由にやらせて貰っている方だとは思いますが…。

 

ブラジルプロジェクト

 

レアジョブの、ブラジルでのプロジェクトって、何なんですか?

今、日本のカスタマーに向けてやっているレアジョブのサービスを、ブラジル人のカスタマーに向けて展開する、というものです。Skypeを使ってフィリピン人講師による英語レッスンを提供する、というサービス自体は基本的に今までと同じです。

なぜブラジルなんですか?

市場的な話で言えば、ブラジルという国の教育にかける支出の高さや、首都サンパウロの平均所得の高さから、日本人と変わらないくらいこのサービスにお金を出してもらえる余地がありそうだと考えられることや、韓国中国はレッドオーシャン化している現状、あと若い人口 層が多くて、英語を話せると収入が増加するという構造など、色々とそれらしい理由があります。

それらしい理由はあるんですが、正直、究極的には「なんかブラジルが好き」というのが本当の理由です。経営陣含めブラジル好きな人が多かったので、よしここで展開しよう、と。

最低限の検討があった上で、最終的には好きという気持ち、“フィーリング” なんですね。

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はい、事業をする上で、好きっていう気持ちは、結構大事なんだと思います。

ブラジルのプロジェクトは、元々何人の担当者でスタートしたんですか?

日本のシステム開発担当者が3人、ブラジル現地側は2人の体制ですね。 

ブラジル側は、2人? 中沢さんと、上司?

いえ。僕と、現地人パートナーの2人です。

 

ブラジルでの新規事業立ち上げ

 

現地人パートナーと2人で事業立ち上げですか。それはテンション上がりますね。

相当上がりましたね。

サービスをリリースするくらいのタイミングでブラジルに行ったんですか?

そうですね。リリースの直前くらいでブラジルに行きまして、そこからブラジルに張り付きました。

でも、入社早々、右も左も分からないブラジルに行って、どうするんですか?

本当に、どうするんだろう?という感じでした。その段階では、「とにかくブラジルというマーケットを開拓するんだ」ということしか決まってなかったので。具体的にどのようにやるというのは手探りというか、やってみないと何も分からないから、ということで。

で、僕自身の業務として会社から義務づけられていたことも、特にありませんでした。

なかなかワイルドですね…。

加えて、現地人パートナーはブラジル人にしか出来ないバックオフィス業務等で非常に忙しいので、僕は1人何をすれば良いのか全く分からず、とにかくこのサービスを認知させないと!と思い、ガムシャラに動きました。

でも、ガムシャラに動く、というのは例えばどんなガムシャラなことをしたんですか?ひたすら道端でビラを配るとか?

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はい、そういうレベルのガムシャラです。まずは現地の優秀な人間を確保するというのが本当に大切で、現地特有の事情、文化、情報に精通していて動きの早い人を仲間にすることに全力を注ぎました。

具体的に言えばキリが無いんですが、とにかくコンタクトを取れるツールを使い倒して色んな人にメッセージを飛ばしてみたり、現地のスタートアップ系のイベントに片っ端から参加してみたり、あと大学時代に親しくしていたブラジル人の友達に連絡をとって色々と話を聞いたり、優秀な大学に足を運んでとにかく俺たちと一緒に働こうと宣伝してみたり、現地のPR会社に闇雲に電話をかけまくったり、マーケターをかき集めたり…

ガムシャラだっっ!!!!!

はい、ガムシャラなんです。

効果だとか、変化はあったんですか?

そうですね、無数の失敗を経て、今では現状にそれなりの手応えを感じてはいます。ブラジルプロジェクトを開始して1年半くらいになるんですが、この業界に精通した優秀な外部顧問2人、そして専門性のある現地スタッフ4人 と共に動いています。

マーケティングの手法に関しても、デジタル広告の運用、 ダイレクトメール、アフィリエイト、その他いくつも方法を試しましたが、ようやくブラジルで効果のある方法がいくつか分かってきました。

凄いですね、何も無い状態から。ところでそのブラジルで有効なマーケティングというのは具体的には何なんですか?

あ、それは苦労の末にたどり着いた、あまりwebに載せたくない企業秘密なので、後でコッソリ教えますね(笑)

あ、すいません(笑)

 

日本側から怒られた、理由

 

まあ、入社して早々海外での新規事業に携わって、日本から離れた場所で仕事をすることになったわけじゃないですか。日本側から、何かチクチク言われたり、ガツンと怒られたり、とかはないですか?

 

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チクチク言われたり、というのは全然ありませんね。ただ、一つ、物凄く印象に残っているやりとりがあるんです。

何ですか?

ブラジルに渡った当初、日本側への進捗報告等の連絡をある程度丁寧にやっていたんですよ。新卒ということもありますのでまめに連絡を入れたり、色んな細かな報告をしたり、ブラジルでどうやっていくか、現状どういう状態にあるかを資料に纏めて共有したり、ということを丹念にやっていました。

素晴らしいじゃないですか。

そしたら、日本の経営陣から、「そんなに丁寧に報告しなくて良い」と言われたんです。 「一円も生まない仕事をするな、そんなことをしている暇があったらもっと現地で出来る意味のある活動に時間を割くべきだし、現地のことを一番知っているのは中沢なんだから、細かいところまでこっちの判断を仰がず、中沢の判断で色々とトライアンドエラーしろ」と。

それは斬新な怒られ方ですね。ちゃんと自分のやっていることを報告しろ、ホウレンソウが大切だ、と怒られますけどね。普通の大企業の新人は(笑)

はい、その言葉は本当に印象に残ってます。とにかく、会社は信じて送り出してくれてるんだから、余計なことはせずに結果を出すことだけに集中しよう、と。「ブラジルのプロジェクトを成功させる」ということ以外には、何も考えないようにしよう、と。

なるほど。良いストーリーですね…。でも、相当信頼されているからこその言葉でしょうね。

はい、本当に働きやすい環境を用意してくれるんだな、と思います。

会社愛が伝わってきます。

ただ、主体的に関わっている分、結果に対して責任があるわけじゃないですか。プレッシャーがあったり、大変だと感じたりしないんですか?気が滅入って死にそうになってしまう日は、ないですか?

 

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正直、全くないんです。自分が今やっていることが純粋に楽しいので、「大変だ」とか「辛い」だとかは、全然感じたことがないんです(笑)不思議なことに。

素晴らしい…!ただそれはもう、会社が云々とか事業が云々を通り超えて、性格によるところもありそうですね。ブラジル人みたいです。

あ、今、勝手なブラジル人のイメージで語ってますが。

現地化してきたみたいです(笑)

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