2017.04.28インターンのアピール | 

海外インターンって、実際どうなの?フィリピンでインターン中の学生に、「生活」や「意識」を詳しく聞いてみた。

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海外でのインターンはどのような生活になるの?

学生のうちに海外でのインターンを経験すると、どんなメリットがあるの?

今回は、大学生活の過ごし方を考えている学生達に向け、レアジョブのフィリピンインターンシップに参加している学生の実際の生活や考えをお届けしたいと思います。

彼らは現地でどのような生活を送り、何を学んでいるのでしょう?

生活編

 


佐藤真理子:
同志社大学スポーツ健康科学部卒。2017 年4月より某IT企業入社。2016年9月に卒業してから働き始めるまでの半年間を有意義に使いたいと思いインターンシップに応募。

私のインターン生としての仕事は、簡単に言うと「日本側にいる英会話レッスンのお客さんから寄せられた講師に対するクレームを、フィリピン側の講師達に伝える」というものです。

音質の問題、態度の問題、説明の仕方の問題など、講師に関する色々な意見が日本のカスタマーサポート部門から寄せられるので、それを受け取り、フィリピンにいる当該講師とやりとりをします。

講師側の考えや言い分もあるのでまずはそれを聞きながら、一方で日本側のお客さんの満足度を向上させるために改善を促します。

07:00 起床

07:00 – 08:10 朝の準備

08:10 – 08:25 シャトルバスにのって、寮からオフィス移動

08:25 オフィスに到着

08:25 – 09:30 Facebook, News Picks, Daily News Article, etcのチェック。一日の仕事内容の整理。

09:30 業務開始

09:30 – 11:30 日本から来ているクレームを確認し、それを英語で講師に送付。日によるが、一日30通程度。

規定の始業時間は10:00なのですが、寮はネットが繋がらなかったので、ネット環境を求めて私は少し早めにオフィスに来て仕事をしています。具体的な午前中のタイムスケジュールとしては、こんな感じです。

11:30 – 12:30 昼食

昼食は、オフィスにある食堂で食べます。基本的に同じチームのメンバーと一緒に食べていましたが、月に一回はSupervisor以上のスタッフと外食したり、あと日本から出張者がいらした場合は昼食をご一緒させて頂いたりしていました。

特に好き嫌いがないので、いつも美味しく食べていましたが、さすがに最後の方は日本食が恋しくなりましたね。

12:30 – 16:00 クリエイティブタスク

この時間はクリエイティブタスクと言って、「何をするのか」を自分で決めて実行します。自分で仕事の改善点をみつけて、改善方法を提案し、それを遂行します。

私はチームのメンバーがエクセルに強くなかったので、仕事をする上で効率化が図れるようなエクセルツールを作りました。

一つは、日本側からクレームが出た場合にその講師が過去にもクレームを受けたことがあるかを確認するフェーズがあり、その際に手動で講師の情報を取りにいくに際し時間的なロスがあったので、講師のIDを入力するだけで過去のデータが自動的に見られる、というシステムを作りました。

他にも、講師に送るメールがある程度テンプレ化出来そうだと思ったので、Thunderbirdのプラグインを使って効率化出来る方法も導入しました。1日に送るべき件数が100件近くなる日は、メールの作成に3時間以上かかっていたそうですが、これを導入することで20分もあれば全て送信することが出来るようになりました。

とにかく私はルーティンワークに掛ける時間を極限まで減らして、その時間を積極的にクリエイティブタスクや他の業務の改善に使うことを意識して来ました。

自分で問題点や改善可能性を見つけ、それを提案していくのは非常にエキサイティングな仕事です。こういった時間が設定されていることで、ルーティンのタスクをこなしている間も、「何か改善出来ることはないか」と考える癖がつきました。

16:00 – 19:00 モックレッスン

モックレッスンとは、品質管理の為に抜き打ちでレッスンチェックをすることです。自分がレアジョブ関係者であることを知らせず、そしらぬフリをしてオンライン英会話の授業を受けます。

そこで講師の指導や態度に問題があれば、後からそれを指摘して改善を促すようにします。

19:00 業務終了!

仕事が終わった後は、個人的にまだやりたい作業が残っていれば会社に残りますし、特になければ帰ります。現地スタッフや、インターン生とご飯を食べに行ったり飲みに行ったりもします。

バトミントンクラブという会社のクラブに参加していて、業後は現地スタッフとバドミントンで汗を流す日も。

インターン生の一日は、こんな感じです!

最後になりますが、私の個人的なフィリピンインターンの目標は「自分に自信をつけること」でした。
英語の面でも、仕事の面でも、人間的にも自信を付けたかった。もともと自分に自信がないタイプなんですが、自分というひとりの人間が日本以外で通用するものなのか、自分を試すつもりでフィリピンに来ました。

そして、結果どうだったのか?

自信、付いたと思います。
英語は日常の会話よりもビジネス英語の方がある意味簡単ということに気づけたし、仕事に関しては課題を見つけたり、いかにルーティンワークを減らせるか、常に考える癖がつきました。

ここで過ごしてみて、「英語もどうにかなるし、仕事も目標を持ってやれば何とかなる」と感じられるようになりました。総じて、とても有意義な時間でした。

意識編

 


今村健太:
将来の起業に備え自分を鍛える大学生。日本とは異なる文化の国での就労経験を積むことを目的にインターンシップに参加。

なぜフィリピンのインターンシップに行こうと思ったんですか?

一言で言うと、とにかく濃い経験が積めると思ったからですね。大学生の内に、バリバリ英語も話せてどんな国の人ともガンガンン交渉出来るような人間にならないと、という思いがあり、その為には1週間のインターンとかそんな浅いプログラムじゃ意味がないと思っていました。

レアジョブのインターンに行けば、フィリピンで半年間の間現地の人達に徹底的に揉まれながら特別な経験が出来る、そう思ったんです。

なぜ濃い経験を求めたんですか?

元々祖父が小さな会社をやっていて、それを横でみて自分もいつか自分の会社を持ちたいと思っていました。大学は自分の中では「訓練の期間」だったんです。
そのため、大学在学中にデータベースソフトウェアを使った小規模なシステムをつくるベンチャー企業にアルバイトとして入り、そこで入社時に数名だった人員が10人以上になるまで、全力で仕事をしました。アルバイトのポジションを超えて、主要メンバーとして営業企画のポジションを担いました。

その他にも留学や国際交流活動等、色々と自分を鍛える活動に精を出していたんですが、「まだ何か足りない」という漠然とした思いがあったんです。まだ、大学入学前に自分が想定したレベルにはない、と。

その辺りから、特別な環境を求めて海外インターンを探し始めましたね。

実際に行ってみて、どうでしたか?

いざフィリピンに来てみるとワクワク感でテンションが上がって、「とにかくやってやるぞ!」という気持ちになったのを覚えています。メンタルは絶好調でした。

仕事は品質の高いレッスンを日本側に提供するために、フィリピン側で講師をマネジメントするというものです。例えば、覆面でレッスンに潜り込んで色々なチューターの授業を受けて、チューターの特徴をメモしたり点数を付けたりしました。

あとは日本側のフィードバックを注意深く聞きながらより質の高いレッスン教材を策定したり、指導方法を講師に伝えていくというような仕事です。

エネルギーに満ち溢れてますね

はい。ただ、気分が絶好調だったのはフィリピンに来た直後だけでしたね(笑)当初はとにかくテンションに任せてガムシャラに働いていたのですが、1ヶ月ほど経った頃にメンタルがブレイクました。

レアジョブは日本とフィリピンに拠点があってその連携が重要なんですが、やはりフィリピンで働いているフィリピン人スタッフやフィリピン人講師と、日本側で仕事をしている人の間には考え方にギャップがあるんです。僕は、完全にそこの板挟みになりました。

僕自身は日々、フィリピン側でフィリピン人達とコミュニケーションを取りながら仕事をしているので、その実状を踏まえて日本側のスタッフに「もっとオペレーションをこうしたら良いんじゃないですか?」ということを積極的に提案していったんですが、日本側にその価値や意味が中々伝えられなくて苦しい思いをしました。

思うように仕事が出来ず、自分への自信もなくなり、気分は一気に落ち込んで行きましたね。絶望的でした。

最初の壁にぶつかった、と

その通りですね。

ただ、落ち込んでいても仕方がないので、苦しみながらも日本とフィリピンを繋ぐ仕事をする中で今の自分が出来ることは何だろう、と冷静に考えました。たどり着いた結論は、「自分の近くにいるフィリピン人スタッフの信頼を得る」ということ。

フィリピンに来ていきなり日本とフィリピンを繋ぐエースになるなんてことは出来ませんでしたが、それでも今フィリピンに来て働いているわけで、現地のスタッフ達の信頼はこれでもかと言うほど勝ち得よう、と。そう意識を切り替えました。

フィリピンに来て、信頼関係を築くにあたって壁となりえるものが凄く明確になったんです。根本的な文化や気の使い方、声の掛け方や、距離の取り方。深いコミュニケーションをとるためには、「言語」以外の要素がとてつもなく多いなと痛感しました。

それをとにかく乗り越えて行こうと決意して目標を切り替えてからは、凄く充実した時間を過ごせました。ボスには言えないけど今村には言えるんだ、ということをスタッフが言ってくれたりすると、自信がつきます。

メンタルが猛烈に上向いていきましたね。

メンタルの上下が、激しいですね

はい、長くなるのでこれ以上は割愛しますが、そうやって絶望した後にメンタルが上向いて、そしてまたメンタルがブレイクしてから回復して、ということを、その後、幾度と無く繰り返しました。ジェットコースターのようです。

そういう意味では、自分がインターンに参加する前に思い描いていた、「濃い経験」みたいなものは、積めたんじゃないかなと思っています。仕事に対する根本的な考え方だとか、こっちに来て大きく変わりました。

大学入学前に思い描いていた、バリバリ英語を話せてガンガン外国人と交渉出来る、というレベルにも到達しつつあるな、と感じますね。

日本に戻ってからはどうしますか

どうしましょうかね(笑)

今休学中で、あと1年間大学生活をしないと卒業出来ないんですが、其の時間が勿体無いなというのはあります。本音を言うと、もう1年間大学生なんてやってどうするんだろう、と。

そういう意味では、大学に対する認識だとかも変わったのかもしれません。意識、能力、色々なことが変わりましたね。

(ビジネスの立ち上げに関し更なる経験を積むため、2017年4月よりレアジョブにジョイン。現在、日本オフィスにて英語学習のトレーナーとして活躍中。)

 

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