2017.03.7インターンのアピール | 

「周りと違う人でありたい。」大学入学を辞退して海外インターンシップに参加した女の子の話。

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藤野
高校卒業後、レアジョブにフィリピンインターンとして参加。CSのカウンターパートチームでフィリピン人上司のもと勤務中。また講師のプロフィールページの改善なども行ってきた。1年5ヶ月のギャップイヤー活動を経て、2017年9月に大学入学予定。趣味は史跡や古墳巡り。

 

18歳ですよね?どういう経緯でレアジョブの海外インターンシップに参加したんですか?

 

今は19歳です。インターンシップに参加した時は、18歳でした。

もともと国際教養大学に行きたかったんですが落ちてしまい、他の大学へ入学することを決めていました。正直に言えば自分の中で納得していたわけではないんですが、仕方がないかな、という気持ちだったのを覚えています。その大学に、入学金も払っていました。

そんな折、自分も加えて貰っていたFacebookの非公開グループに、海外インターンシップのポストが流れてきて、直感的に「これだ!!」と思ったんです。それまで働いたことも海外に住んだこともありませんでしたが。

 

その時、海外インターンシップ参加の条件が、大学生・大学院生・専門学校生、となっていたんですが、自分は大学入学「予定者」だからたぶん行ける!!と思い、慌てて応募。するとすぐに社員の方との面接が設定されたので、がむしゃらに自分をアピールしました。

その時の自分は、何の考えも無くぼんやりと6年間を過ごしてきた直後で正直自分に自信はありませんでしたが、「とにかく自分はこのインターンに行くしかないんだ!!」という気持ちがあったので必死に食らいつきました。何を話したのか、覚えてすらいませんが。

 

レアジョブからは最終的に、「来てくれるのであればオッケーですよ」と言って貰えたんです。

 

学校、どうしたんですか?

 

インターンシップに参加することを決めてレアジョブからオッケーを貰った日に、大学に電話しました。「大学入学前なんですが、休学しても良いですか」と聞いてみたんです。

 

大学からは、「過去にそういう事例が無いから無理だ」と言われました。それを聞いて、「そうですか、じゃあもう大学なんてどうでも良いです」と思い、その場で入学を辞退しました。その時点で、行く大学のない、とりあえず海外インターンに行くことが決まっている女子高生になりました。

 

何が藤野さんを突き動かしているんですか?

 

6歳くらいからヴァイオリンを習っているんですが、そういうこともあって、とにかく「自分は周りとは違う!」という意識が強かったんだと思います。小学生の時も目立ちたがりやで、何かあれば代表やります!班長やります!という性格でした。周りの人と違う、逸脱した存在になる、これが自分のアイデンティティだったんです。

 

それを、中学生になって急に失いました。普通の女子中学生、普通の女子高生。学校一人数の多いテニスクラブに何となく入って、何となく皆でワイワイして、その流れのままで気付けば高校三年生になって。

 

もちろん友達とは仲良くしていたし、人間としては好きなんですが、その中で自分が埋もれて行くことに対して、言いようのない危機感があったんです。自分の中で、モヤモヤしているものがありました。このまま大学生になって、サークルで遊んで…というのは、本来の自分の姿じゃない!と。

 

だから、海外インターンに合格して大学の入学を辞退した時に、凄く、清々しい気持ちになったんです。なんか、久しぶりに自分の軸に従って判断出来たな、という安心感というか、満足感がありました。

行ったこともない国に行く判断をして安心感、というのもどうかしているかもしれませんが。

 

(レアジョブ/ケソンオフィス)
 

突然フィリピンに行くと言って、家族や友達は驚いていませんでしたか?

 

反応はまちまちでした。父は元々レアジョブのことを知っているし起業家気質の人間だったので、「行け行け!」という感じでしたね。

 

ただ、他の親族は、当たり前ですけど相当心配していました。女子校を卒業したばかりだし、行き先が発展途上国だし。

 

中高の友達は、もちろん驚いてはいたんですが、凄く「私らしい」判断だ、と言って賞賛してくれました。その時に、心底満足感を覚えました。

他の人とは違う、それでこそ菜々歩だ、と言われて、自分が失ってきたものを取り戻せている実感を得たんです。

 

 

インターンに来て、半年以上経ちますよね。どうですか?

 

2016年5月にこっち(フィリピン,ケソン)に来たんですが、とにかく熱いし、いきなり2週間近くお腹を壊すし、自分はここで生きて行けるのかと不安になりました。

 

その上国際関係を志望していたので、英語はある程度話せましたがビジネスレベルではなく、フィリピン人スタッフが何百人といる中で日本人のスタッフは私以外に男性2人しかいないし、そもそも仕事自体したことが無いし、その上18歳の女の子がインターンに来たなんて会社としても前代未聞で、フィリピン人スタッフすらどう接すれば良いのか戸惑ってしまう、という(笑)

 

(ケソン市内)

 

ハードですね。

 

でもそれから半年経って、今やフィリピン人からも「菜々歩はフィリピン人だよね!?」と言って貰えるくらいに溶け込めたんです。英語力も飛躍的に向上したし、加えてフィリピンのもう一つの公用語であるタガログ語も分かるようになってきました。

もうこの場所で生きていくということに関しての不安は、何もありません。

 

(レアジョブ/ケソンオフィス内スペース)

何を意識してきたんですか?

 
とにかく、「日本から来た日本人」としてではなく、フィリピン人スタッフと同じようにフィリピン人の輪に入れるようにしよう、と努力してきました。普通と言えば普通のことですが。

全く違う価値観の人に自分を理解してもらうにはどうすれば良いのか、彼らのことを理解するには自分はどうすれば良いのか。それを毎日考えました。

上手くいった要因は何だと思いますか?

 
結果的に自分が溶け込めたのは、正直、環境によるところが大きかったと思います。

それがフィリピンだからなのかレアジョブだからなのか分かりませんが、私のいる職場は「多様性を認める」という文化が本当に根付いているんです。管理職は半分以上が女性でしたし、鼻歌を歌いながら仕事をしている人、色々な国のルーツをもっている人、LGBTの方もいらっしゃいました。オフィスには様々な人がいて、それぞれが違いを認め合いながら自分の強みを生かしていることに衝撃を覚えました。

ここにいると、自分が感じている「違い」が実はネガティブなことではなくて、むしろ積極的に出し合っていくべきポジティブなものなんじゃないか、と自然に思えてきます。純粋にそういう場所だった、ということが上手くいった最大の要因だと思います。

 

(仕事中の藤野さん)

インターンは2017年3月までですよね。これからの予定は?

 

日本に帰ってからレアジョブで引き続きインターンをして、秋から大学生になります。実は、もともと第一志望だった国際教養大学に、AO受験で合格したんです!英語の面接だったのですが、自分がこれからどんなことをしたいかと聞かれ、思っていることを勢いに任せて話したら合格することが出来ました。

 

ですから今は、フィリピンでインターンをしている大学入学予定者です。自分が失ってきたものをここで取り戻せたので、今は凄く充実した気持ちです。大学に入ってからは、また自分の感性に従って、色々なことを判断していくんだと思います。

 

 

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