2017.12.28会社のアピール | 

レアジョブ創業10周年記念イベント開催しました。-自分たちが実現できたことは何なのか

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2017年10月18日、10周年を迎えたレアジョブ。
12月22日、東京・明治記念館にて、創業10周年記念イベントを開催しました。

社長 中村を筆頭に、執行役員数名がイベントの企画段階から参画し、
・経営陣からレアジョブの10年を作ってきた社員に対して、感謝の意を伝える、
・レアジョブを一緒に作る社員同士も、日頃の役割・部署を越えて、お互いに感謝を伝え合える、
を目的として、「みんなからみんなへありがとう」をコンセプトとして開催されました。

イベント開催の背景

創業より10年、当社は、法人や学校などの新規市場参入、オフライン市場の新規事業、海外進出や撤退、三井物産やZ会との資本業務提携などのアライアンス、海外子会社設立など、常に変化してきました。2014年に上場をし、10周年にあたる2017年に、会員数60万人、累計2500万レッスン、導入法人企業数1,500社、導入学校数150校といった数値を達成したこと嬉しく思います。

成長する市場や企業で働くことは、
・自分の実力以上の役割で仕事ができる
・決まった仕組みの上で働くだけでなく、仕組み自体を作ることができる
・成果を出せば給料に跳ね返る
などのメリットが挙げられます。

ただ、成長や変化し続ける会社で働くスタッフが、モチベーションを高く持ち続けることは、実は、容易ではありません。

急成長してきたベンチャー企業であるレアジョブでは、方針の転換は日常的に起こってきました。目標の跳ね上がりや大幅変更、海外進出やその撤退、海外為替の変動、法律やソフトウェアの仕様変更、日本やフィリピンでの自然災害発生など、大きな壁が急に現れることもしばしばあります。だからこそ、ビジョンやミッションの実現に向けて、会社の戦略を従業員に共有することは、会社の成長にとって不可欠であり、定期的に実施していますがそれと同時に、「振り返る」ことも大切だと考えます。

教育サービスでは、「学習した成果」がユーザーから求められます。レアジョブだと「英語を話せるようになる」が成果になります。ただ、学習の成果は、ゲームや業務効率化ツールなどとは違い、ユーザーの成果の体験までに時間を要しますし、成果を定義することがとても難しいです。それゆえ、レアジョブでは、学習を続けられる仕組みや学習効率化の仕組みをデータで可視化し、プロダクト開発だけでなく、営業やカウンセリングやカスタマーサポートなど幅広い職務において、データを基点とした会話が、日々行われています。

定量化された数値と日々向き合っているからこそ、逆に感じづらい、英語を話せるようになった企業や学校、ユーザーさんからの感謝の声、自分たちの会社、組織の変化や進化、チーム間の感謝の声などを言語化することで、社員一人ひとりにとっての仕事の価値や事業価値に当てはめて振り返る、という試みを、10年という節目で実施しました。

社内向けイベントではありますが、特にお伝えしたい点を中心に、レポートします。

社長 中村から創業10年のメッセージ

自分自身を変化し続けてきた10年間だった

「10年間色んな人に助けられてきました。だからこそイベントのテーマは、ありがとう、感謝に設定しました。」と感謝の言葉からスタートした中村のプレゼン。これまであまり語られることのない、苦悩の部分も伝えられたのが印象的でした。

「今から10年前の2007年、共同創業者である加藤と、多くの人にいいサービスを届けたいとオンライン英会話サービスをつくりました。私は、CS、エンジニアリング、マーケティング、講師対応など、サービスが伸びていくためには何でもやってきました。運良くサービスは倍々成長で拡大し、組織も大きくなるにつれ、1人ではできたが、どうやってチームとして同じ方向にもっていくべきか、苦しみました。例えば、マーケティングだとKPIをみてればわかる、どこ目指せばいいかわかるよね?と思って、わざわざそれを伝えることをしなかったし、予算の考え方や落とし込みも、スタッフやビジネスパートナーへ明確に伝えることができていませんでした。2012年、自分の中での正解が見つからないまま、組織の状態は悪化、同時期にサービスを1ヶ月止めるということが発生しました。自分のやり方は間違っていたと気付きました。その時から、私は、組織で戦うことを意識しました。ちょうどその頃、現副社長の藤田さんを含む、専門性の高い人材が続々と入社してくれて、彼らからチームのまとめかたを学びました。優秀な専門的な人が入ると組織はがらっと変わる、自分より優秀な人を採用すると組織は成長するんだ、と考えるようになった。彼らの活躍があり2014年に上場することができました。」

「2015年、自分自身の役割を変更して、社長になることになりました。社長になる半年前の経営合宿で、当時の経営幹部は社外取締役から1人ずつ、お叱りを受けることがありました。ものすごかった。実は辛いんだと初めて言う人や、泣いたりする人がでるくらいでした。その合宿で、私は、いつでも社長交代することを覚悟しました。心を覚悟して、言葉にするだけで自分の頭の中が変わった気がしました。それまでは、自分自身で手を動かし続けたが、手を動かすことをやめ、役割を変えました。」

「自分の中で重要だなと思っていることは、老若男女、国籍関わらず、色んな意見を尊重していくことです。仕事をしていくと、つらいことがたくさんあります。でも、その先は明るい、とポジティブに思っていれば、乗り越えられます。ちょっとつらいところに身をおき、積極的に自分自身を変化させ、色んな人の力でなんとか困難をやり抜くと、新しい未来が広がります。」

「我々のビジョンの『Chances for everyone, everywhere.』は、個人と個人を繋ぎ、個人の能力を活かすことです。オンライン英会話サービスは、生徒と講師を繋げるサービスであり、人のCtoCサービスでもあります。それを、法人事業、学校向けの文教事業、海外展開、アプリも展開してきました。今後は英語教育について、データやテクノロジーを活用し進化させていく必要があります。5年、10年先だと、「英語を話せる場をつくり」「英語を話せる人をつくる」そして、その先のこともできるようになるでしょう。」

RareJob Wayの発表

中村のセッションにて、ビジョン・ミッションの実現に向けて、いわゆるValueである、レアジョブで働くスタッフの行動指針「RareJob Way」が発表、掲げられました。10年という節目で改めて言語化することで、企業文化を成長の基盤とし、企業文化自体を発展させていきます。

「今までの10年で意識してきた行動、そして、今後の英語教育やその先の未来を作っていくためには、どういうことを意識して、日々やっていくべきか言葉にし、『RareJob Way』という名前をつけました。『RareJob Way』は、我々らしくあるために、かつ未来をつくるために重要だと思うものです。」

RareJob Way
レアジョブでは、ビジョン・ミッションをいち早く実現するため、RareJob Wayを常に意識して行動します。

やりたいことをやろう / High Alignment High Autonomy
何かをやりたい、成し遂げたいという気持ちは最高の原動力になります。ビジョン・ミッションの達成に向けて、一人一人がリーダーとして、やりたいことをみつけ、コミットしてやり抜きましょう。

ストーリーを語ろう/ Share the Whole Story
ストーリーを語り、共感を得ることによって人は大きく動かされます。お客様にも仲間にもストーリーを語って説明を行い、多様なメンバーの中で一つのゴールに向かってみんなで進めていきましょう。

変化を生み出そう / Make a Difference
私たちの事業では、正解がわからない中で物事を前に進める必要があります。大きな事を成し遂げるためには小さくまとまらず、失敗や批判を恐れず挑戦し、大胆に新しい変化を生み出し続け、お客様にも社会にもインパクトを与えましょう。

「みんなやりたいことがあってレアジョブにジョインをしていただいています。その環境を経営陣は用意しますし、やってほしいと思っています。変化を生み出すって難しいことです。怖いとも思うけど、どんどん積極的に挑戦していってほしい。わからない中でも、前に進むことが必要です。レアジョブの未来を作っていきましょう。次の10年を一緒に作っていきましょう。ありがとうございます。」

社長 中村と副社長 藤田のパネルディスカッション

社員の半分が直近2年間で入社したスタッフで構成されている今のレアジョブ。歴史や役員の素顔を知らない人も多く、イベント開催前に、社員が役員や会社について知りたいことを社内でアンケートを取り、その結果を基に質問が作られ、パネルディスカッションを開催しました。

仕事で嬉しかったことは何か?

副社長 藤田
「私は、IPO準備が何も始まっていない状況にCFOとして入社し、上場を実現させることが使命でした。事業への関わりという意味では、CFOって客観的なアドバイスを求められることが多いんですけど、私は、事業に関わりたい、事業を立ち上げたいってずっと思っていました。ある新規事業をやるべきだと色々なシーンで発言していたら、社長の中村さんに、「言い出しっぺがやろう、藤田さんがやらないと始まらない」と何度も言われ続けました。いざやろうとすると、専任の担当をつけてくれるかと思いきや、誰もアサインされないんです(泣)副社長なのに・・・。(笑)なので、自分で手伝ってくれる人を社内で探しました。

エクセルとワードで、お客様向けの資料作ったり、顧客管理シート作ったり、自分でブログの文章を考え集客を行いました。リリース後も、全レッスンに張り付いてユーザーの反応をみたり、ユーザーからのフィードバックも良い悪いに関わらず直接自分で応対しました。この新規事業は、申し込みが殺到して翌日には集客をとめることになりました。事業を自分で作ったことがなかったので、これは、すごくしびれる経験でしたね。新規事業は、絶対成功すると思って普通は始めると思いますが、私は、実は弱気で、サービスのローンチが近づくとさらに不安になっていました。でも、自分が考えていたことが間違っていなかった、共感をもらえたことは嬉しかったですね。あ、新しく入ったメンバーへ言っておきますが、一応財務分析もできるんですよ。一応ね。言っておかないと(笑)」

仕事とプライベートのワークライフバランスはうまく取れていますか?

会社創業10年になると、パパママ世代の割合が増えています。また、海外と日本を行き来するメンバーも多く、家族との時間の取り方をどうしていくべきかを考え続けているスタッフも多いです。

社長 中村
「独身時代は、簡単だった。ただ、結婚して、子供が生まれてからは、まだ解がないですね。土日の仕事は少なくしました。たまに入るともう大変(笑)。フィリピンへ出張は土曜日に被せないようしないとかいろいろ大変ですよね。」

副社長 藤田
「旅行でごまかす、ですかね(笑)。私は、家族とともに、今は、フィリピンをベースにしていますが、役割上、日本への出張も多いです。日々の生活の中バランスをとることは難しいので、3ヶ月、6ヶ月の中でまとめて、埋め合わせをします。旅行にいくと、信頼残高があがる。日本にきている間、信頼が減る(泣)。日々信頼貯金をすり減らしている感じです。先月もまとめてお休みをもらってオーストラリアにいってきました。今のところ債務不履行になっていないと信じています。」

グローバルに働くことが当たり前のレアジョブにおいて、ワークライフバランスや家族との時間や関係をどう工夫するのか、今後スタッフ間の情報共有や会社としてのサポート方法など議論が進むでしょう。

部署を超えて「みんなからみんなへのありがとう」

当日ランダムに3部署を決定し、その部署に対するありがとうのメッセージを、グループワークを通して作り上げました。「その部署の市場における価値はなにか」「その部署が自部署にもたらす価値や影響はなにか」「その部署へのありがとうのメッセージ作成」という3つが、ワークショップのお題です。最後に、作ったメッセージで、メッセージボードを作り上げました。レアジョブ原宿オフィスにご来社された際は、ぜひご覧ください。





社長中村より社員1人ひとりへのありがとうメッセージ

事前に社長中村から社員一人ひとりへ、ありがとうを込めたメッセージカードが手書きで作成され、当日一人ひとりへ、読み上げ直接手渡しを行いました。



最後に記念撮影を行い、盛り上がった雰囲気の中、10周年記念イベントは締めくくられました。また、今回の10周年記念イベントでは、10周年の社史が全社員に配布されました。



最後に、いつもレアジョブを支えてくれている皆さんにお礼を言わせてください。

株主の皆様、お取引先の皆様、レアジョブユーザーの皆様、レアジョブを応援してくださっている皆様、皆様のお陰で10年やってこられました。ありがとうございます。

イベントの当日には、株主・取引先、同業他社の皆さま、10年間様々なところでお世話になった方などと、レアジョブを応援いただいている皆様よりレアジョブ10周年への動画メッセージを頂戴いたしました。スタッフ一同、心温まり、また、応援を力に変えて、新たな10年に進んで参りたいと思います。


英語を学び、英語を武器にして世界に飛躍したいと願う日本人は、これからも飛躍的に増えていく。

もしも1000万人の日本人が英語を使いこなし、世界の至る所で活躍するようになったら、どんな日本になるんだろう。

「Chances for everyone everywhere.」
これがレアジョブの原点です。

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